2009年04月17日 20:26
人間は社会の中で生活している動物です。私はたくさんの人とコミュニケーションをとることで自分の遺伝子(考え方)を広げ残すことができるのではないか?と思っています
動物実験や生物の進化の見地から「浮気」について考えていくと「進化」にも興味がわいてきます
しかし動物には本能というものがあります。これも無視できないものです。メスはオスを臭いで選んでいるとしたら…この仮説も面白いと思いませんか?
実際、ネズミ、鳥、魚を使った過去の動物実験では、メスたちは、オスのMHCタイプを臭いで嗅ぎ分け、自らのものと異なったMHCを持つオスと交尾したがる傾向があることが確認されている。
また、人間を対象とした実験でも、女性はMHCが自分のと異なるタイプの男性を選ぶことが多いようです
オスとしては浮気でも横取りでもいいからとにかくたくさんのメスを求める、というのはまぁ当然として。
ヒトの場合、メスまで「彼氏がいなきゃ!」とか言ってるのは他の動物にはない特徴で面白いですよねぇ。
オスなら誰でもいいメスがいたりするのは避妊技術の進歩のおかげかもしれませんね。
動物実験によると、アルコールや覚せい剤などの薬剤にたいして依存性がでる割合は、「前頭葉が発達している動物ほど高い」ことが分かっています。
クスリも性行為も脂肪もゲームもPCも、ヒトには「依存性」があります。
男性の「浮気」にも依存症がある?と考えると否定できないかもしれません
女性は浮気しないかというとそうでもないと言わざるを得ないでしょう
浮気経験者は男女共おおよそ50%に上る。 日米とも、今や浮気は男だけの特権ではなくなった観がある。
「そんなの汚らわしい!」「思考や行動を、外部から自在に操作するようにコントロールできないの?」と感じる人もいるでしょう
だけどこの考え方はなんだか怖いようなSFチックなお話に聞こえます
未だヒトは動物としての本能、欲求を押さえ込めないのが現状でしょうし、自分の大きな欲求に逆らえない方が人間らしく思えます
多くの動物にとって一夫一婦制はアブノーマルです。しかし同じ動物でも人間は浮気をしてほしくない、二人だけの世界を築きたいと願います。例外もいますけれどね・・・。
そんな人間の気持ちを起こさせる原因だと考えられる遺伝子ををエモリー大学の神経科学者が発見しました
この遺伝子の活動を阻害することで、浮気がなくなるかもしれないっていう動物実験も行われているようです
それが人間の「治療」に使われるまでは、まだまだ時間がかかるでしょう